映画『全員死刑』INTRODUCTION

2004年9月に福岡県大牟田市で発生した強盗殺人死体遺棄事件―通称「大牟田一家4人殺害事件」。被告である家族4名に死刑判決が下り、未だ真相が解明されない特異な事件。この事件を自ら監督し映画化を切望した男がいた。本物の不良を出演させ、数々の映画祭、評論家の中で大きな評判を受け熱狂と異例のヒットを記録した青春群像問題作『孤高の遠吠』(15)で注目を浴びた弱冠26歳、小林勇貴。
この圧倒的な才能に惚れ込んだのは『冷たい熱帯魚』(11)『恋の罪』(11)、『凶悪』(13)『日本で一番悪い奴ら』(16)で日本のみならず世界中に激震を与えた日活のプロデューサー千葉善紀と『東京残酷物語』(08)『蠱毒 ミートボールマシン』(17)等、過激な残酷表現で世界中に熱狂的なファンを持つ映画監督の西村喜廣。「園子温、白石和彌に続く狂悪エンタメ監督は奴しかいない!!」(千葉)「僕は、監督や特殊造型プロデューサーもやっている。でも、映画のプロデュースは本当に好きなやつしかやらない!小林勇貴はその一人だ!」(西村)と白羽の矢を立て、遂に本作で商業映画デビューを果たす。
鬱屈した日々を暮らす兄弟とその家族。ある日、近所の資産家一家が脱税して溜め込んでいる現金があることを知りその金を強奪する計画が提案される。それはあまりにも無謀な計画。ひとりを殺害したのを機に事態はエスカレート!最狂最悪の殺人家族の暴走が狂いに狂いに狂い咲いて行く!
主演の次男・タカノリ役にはこれが初主演作となり今後も話題作出演が目白押しの人気若手俳優・間宮祥太朗。長男・サトシ役を『ケンとカズ』(16)で2016年スポニチグランプリ新人賞を受賞した毎熊克哉、その家族の父に六平直政、母に入絵加奈子、タカノリの彼女役に清水葉月と新旧実力派俳優が小林勇貴の才能に惚れ込み結集。わずか3日間のあまりにも無謀で狂気じみた衝撃の物語が繰り広げられる―。
2017年秋――日本映画史に新たな衝撃を与える狂悪なエンターテインメント作品が誕生する。
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